司馬遼太郎先生の「新史太閤記」を7回読む

 

 

こんにちは、あっちゃんです。

 

数か月前に、

司馬遼太郎さんの「新史太閤記

7回読みを達成しました。

 

そもそもなんでそんなことしちゃったかというと、 

わたしが師匠と仰いでいる、斉藤一人さんから、

宿題がでたからです。

「新史太閤記」7回読みの、ゲームをやるよ。

やりたい人だけ、参加しようね。

 

斉藤一人さんのことは、ご存知の方も多いと思いますが、

納税額日本一を独走してこられたかたですよね。

 

今では発表が終わってしまいましたが、

一人さんはますます儲かっているそうなので、

(一人さん本人がパーティでおっしゃってましたから)

きっとずうっと、日本一だと思います。 

 

わたしは、その一人さんの愛弟子なのです。 

天下のひとりさんの、愛弟子というと、

なんだか、すごい優秀な人の響きがあるかもしれませんが、 

実は、ひとりさんファンなら、だれでも愛弟子になることができるんですよ。

そんな、いわば無資格のファンに

「愛弟子」という称号を

与えてくれたのが一人さんの愛なのですよね~。

 

ひとりさんっていっつもそんなふうに、

ひとの自己重要感を高めてくれる人なんです。 

本当に優しさのかたまりみたいな人なんです。

 

日本一の大実業家がとてつもなく優しい人だった。

本当にひとりさんって、かっこいいと思えるので、

一人さんファンは本当に多いんですよね。 

 

それで、今日まで、ずっこけたり、つまずいたりしながら

本当の愛弟子になれる日を目指して歩き続けたあっちゃんなのでした。

  

話を元に戻します。

太閤記とは、元々、ごぞんじ、豊臣秀吉の伝記のことですよね。

司馬遼太郎先生が、新たに作り直された

太閤記」。その物語を読むという宿題。

それも、ただ、読むのではなく7回です。

 

7回も読むって、正直言いますと、

本を手に取った時その大変さを思ってため息をつきました。 

決して読みやすい本ではありません。

これを7回も読むって本当にできるのかな?

そこまでやる価値があるものかな?

 

ところが、この宿題は、かつて一人さんが、

お弟子さんのはなゑ社長(お弟子さんの社長の一人)

にすすめたという伝説の宿題です。

 

なんか、すっごくご利益ありそう。

 

そして、私は、大変だったけど、

どうにかこうにか「新史太閤記7回読みを達成したんですね。

 

ところで、これ、他のいくつかの課題ともかぶっていたので、

結局2か月はかかちゃったんです。

そっちも結構大変でした。

 

なので、7回読みをしない人もいました。

そこで、

なんで私は7回読みをしたのか考えてみました。

 

一つは、大学も国文を出ているので、本を読みなれていることです。

本を読むという作業の基礎力があったということですね。

 

理由の二つ目は、

「人は苦痛を避けて楽しみを選ぶ傾向がある。」

だからだと思います。

世界のトップコーチで、マイケルボルダックという人がいます。

 

そこで、マイケルが言っていたことなんですが、 

人は、すべての事柄に対して、

苦痛か楽しみのどちらかの解釈をする。 

そして、人は、苦痛を避けて、楽しみを手に入れようとする。

それが、人がとる行動の動機のすべてだ。

 

だけど、

ちょっと意外な感じがしませんか? 

人っていろいろな個性があるじゃないですか。

その、いろんな人が、すべからく全員、しかもすべての事に対して、

これは、苦痛なのか楽しみなのか、解釈する。 

そして、苦痛を避けようとし、楽しみを手に入れようとする。

それが、人の行動を決める。

 

ちょっとまって!私、いちいちこれは、苦痛か楽しみか…

なんていちいち考えた覚えはないよ。 

私もそう思いました。

そして、なんだかよくわかんないなあ…と思っていました。

 

ところがですよ、7回読みを達成できた理由を

振り返ってみて気付いたのですが、

痛みと楽しみの法則に当てはまってる!

  

私が「新史太閤記」を読む以前の状態は

実は、失敗続きでした。

 

私は、一人さんのファンです。一人さんのことを師匠と思っています。 

一人さんの天国言葉を言うといいよという教えに出会い、

救われました。

子供たちとのコミュニケーションとか信頼関係が、

ぐっとよくなったんです。

 

それから、

一人さんの青汁やサプリ、ジェル歯みがきなんかで体調がよくなりました。 

そして、そのおかげで、

若い時にはもっていたはずの、

物事に対するやる気みたいなものを

すこしずつ取り戻していました。

  そんな時、

愛弟子勉強会が始まりました。

(だれでもはいれるんですよ。)

 

わたしは、すぐに入会しました。

わたしは、自分と子供の幸せだけを目的にしていました。

 

ところが、 

いきなり、宿題が出て、

「つやこ49」というひとりさんのCDを

10人以上の人に聴いてもらってください。 

いいこと知ってるからって、

誰にも教えないで、自分だけ幸せになって終わっちゃいけないよ。

知ってることは人に教えるんだよ。

と言われてしまいました。

 

ちなみに、つやこ49のCDとは、「天国言葉、地獄言葉」

について語られた本です。

「天国言葉、地獄言葉」について詳しくはこちら

http://blg2000.biz/yr10146330/20150604112951.php

 

 

弱ったなあ~。と思いました

実は、私は自分の考えを人に話すのがとっても苦手なのです。 

 

それに、私自身が、人からああしろこうしろ言われたり、

考えを押し付けられるのがきらいですし。 

本当に困りました。

  

それでも、私は、一たびこの人は自分の師匠だと決めたら、

師匠のいうことに従うことにしているので、

顔晴りました。

(一人さん仲間の間では、頑張るをこう書くのです)

 

時間はすごくかかりましたが、なんとか10人以上の人にCD配ったりして、

聴いてもらうことができました。

  

そうしたら、今度は、ひとりさんの商品や教えのことをもっと広めましょう、

という話になってきて… 

無理してやってみました。

喜んでくださる方もいました。

でも、

それは、ごくわずかの人で、

自分の感じでは玉砕って感じでした。

 

本当に痛みを感じました。

 

動けば動くほど失敗する感じがして

でも、あまり行動していない自分が、

結果を出せない自分がふがいなくて、

ストレスで風邪をひいて寝込んだり。

 

ネガティブな気持ちで心の中がいっぱいになりました。

 

それで、とりあえず、一人さんの考えと商品と広めるというのは、

後回しにすることにしました。

 

ちょうど、子供に英語を教えるためのすばらしい教材を見つけたので、

それを、夏休みに教えてみました。

教えていてとても楽しかったんです。

 

ところが、

それも、約束の夏休みだけ、で終わってしまい、

継続されませんでした。 

 

要するに、何をやっても失敗ばかりだったんです。 

 

このままでは、いけない。

これじゃ、なにをやってもうまくいかない。 

一度、腰を据えて勉強しなければ。

なにか、きっと間違いがある、

なにかきっと、コツがあるはず。

それを探さなきゃいけないんじゃないかな?

ここは、一から勉強しなおそう。

  

一人さんからの、宿題がでたのはそんなときでした。

  

私は、失敗続きという苦痛を避け、

解決のヒントをてにいれる

とか、問題解決という楽しみを

てにいれようとしていたんですね。

それが、7回読みをわたしに達成させた動機だったんです。

 

そして、なんとか終了させることができたとき、

やったー!!達成したぞ!!

心の中でガッツポーズを決めていました。

  

だけど、

もしも、あの時、私が失敗続きでなかったら?

7回読みを辛抱してやりとげるという痛みに耐えられたでしょうか?

 

こんなに時間かけてもいいことあるかどうかわかんないから、

他のことしよう、とか思ったかもしれない、

失敗続きだったからこそ、私は達成できたのではないでしょうか?

 

そう思えた時、私は、失敗に対する意味づけさえ変えていました。

失敗という痛みが成功を呼ぶんだな。

失敗してよかった。

 

以前は、行動して嫌な思いをしたので、行動したことに対する、

恐怖心や、後悔の気持ちさえありました。

やるんじゃなかった、と思ったこともありました。

 

行動して失敗してしまってもそれは、悪いことじゃない、

だって、それでだめなら、

上手くいく方法を考えればいいだけですから。

そんなふうに考えるようになりました。

 

「行動しないことが一番の失敗なんだよ。」

一人さんの言葉です。

  

「新史太閤記」に話を戻しましょう。

  この本を、 

何とか2回読めた後、

いったい本当にあと5回読めるのだろうか

ちょっと不安になってきました。

 

それに、」秀吉は、日本中のすべての武士を

従えちゃったような人ですよ?

信長のわらじをふところであっためたような人ですよ?

そこまで、人の機嫌をとる人ですよ?

トークの達人ですよ?

 

それに、なんか、あざといっていうか…

たまに計算高すぎるっていうか、詐欺師っていうか…

それが、わたしと何の関係が? 

 

私に秀吉みたいになれってかなりむりがあるよ…

そんな、疑問もわいてきました。

 

じゃ、やめるの? 

いや、やっぱり、やり遂げたい。

だって、私には、ここでがんばらなかったら先がないじゃない!

ひとりさんが出してくれた宿題なんだもの。

  

そこで、私は、

自分に対する質問を変えることにしました。 

どうしたら、あと5回読めるかな?

そして、ちょっとした工夫を思いつきました。

 

今まで、一人さんの本は何十冊も読んできて、

一人さんの成功法則は

文字としては、頭に入っています。

行動はできなくてもね。 

そこで、それをもとにして、

一人さんから習った成功法則に当てはまるところと、

その他の、秀吉の成功に結び付いたと思われるところをガバっと

○をつけながら読むことにしました。

 

どんなところかというと…

 

例えば、成功者はスピードと勢いをつけるものだ、とか

欲しい結果にあわせて手段を工夫するだとか

 

人を変えようとするな。変えられるのは自分だけ、だとか、

 

楽しさ、明るさ、優しさが大切だよ、とか、

 

それから、天の神様が喜ぶようなことをする人か天下をとれる、とか。

 

神的ってことについては、司馬遼太郎さんも

すごく意識して書かれているように感じました。

 

それが、一番感じられたのは、

具体的には特に、備中高松城の水攻めですね。

すごい工夫と、スピードと、それから、

最低限の死者、4人でしたっけ、

だけで戦を済ましてしまったのですね。 

何年もかかるはずの戦をほんの二、三か月で。

そこで、信長が光秀に討たれる。

 

それが、もし一日だけでも遅かったら、

天下が秀吉のものになったかどうかわからない。 

やっぱり、天の采配だったのではないか?

というニュアンスが、司馬先生の筆あとから読み取れるのですよね。

  

そこはちょっと、鳥肌がたちました。

  

このように、

まあ、言ってみれば、まるで自分の人生とは

一見何の関係もなさそうな人物の物語を読んだわけです。

 

ところがですよ、

わたしは、一生懸命ひとりさんの話を

周りの方にお伝えしている時に、

やっぱり、コネもなければ社会的地位もないから、

信用してもらえない、話も聴いてもらえないんだなあ

って思ったのですが、 

 

ようく考えてみると、

秀吉だって、まるでコネもなければ信用もない、

そこから上がってきたんだ。

秀吉とわたしは同じゃないか! 

 

読んでいる途中にそのことに気が付いたとき、

読むことに熱が入ってきました。

 

これは、負けっぱなしだった人間が、勝ちを取りにいった話なんだ。

 それに、勝つって問題を解決するっていうことでもあるよね?

ってことは、秀吉の物語は万人の物語じゃないか

 

そして、読み終わってから気が付いたのですが、

秀吉の生涯って、

飢え死に寸前のさすらいという、

耐え難い苦痛から、

勝ち上がるという楽しみに

向かっていった。

 

要するに苦痛から楽しみへとまっしぐらに進んだ人生だったんです

  

わたしは、二か月以上かけて、秀吉が勝ち上がっていく様を、

文字をなぞりながらたどっていくという体験をしました。 

 

また、秀吉の物語を2か月追い続けるという、

行動をしたことで、すこし自信がついてきました。 

一番変わったのは、

あるくせがついたこと。

「どうしたら成功できるのかな?」

そう毎日問いかけるようになりました。

 

そして、他の本を読んだり、ネットのいろんな無料動画を観たりして、

色々勉強しています。

 

あと二つ変わったことがあります。

ひとつは、人に話しかけるのがあまりに苦手な人間は、

もっと得意な事から始めた方がいいんじゃないかと

考えて、ブログで情報発信することにしました。

 

私が一番苦にならいこと、頑張っても平気なことは、

読書と文章を書くことだからです。

得意なことを封印しては力がでないんじゃないか?

 

秀吉だって、得意の知恵で天下を取りました。

武術のけいこはしませんでした。

他の人の武力を借りて、自分は作戦をたてました。

武術が苦手だから、なるべく武力を使わないやり方も

くふうしました

 

もう一つは、人間行動すると、必ず失敗したりつまずいたりします。

最初から上手くいくことなんて一つもありません。

 

そのときに、ずっと不安になってては前に勧めないですよね?

自分を鼓舞しないといけないですよね?

 

ブログを立ち上げてみて、パソコンが苦手だとか、

この文章でいいんだろうかとか、

操作方法が分からないとか、

いつお金持ちになれるのか?

 

とか、行動するとなにをやっても色々起きてくるものです

 

その時に地獄言葉を言って、元気を失っていないか?

 

私は、まだまだ、地獄言葉を言っていたことに気が付きました。

子供たちへの言葉がけをくふうして、

できているつもりになっていたけれど、

 

自分の過去起きたことに対して、

色々ネガティブなことを言っていました。

 

勉強すればしたで、手を広げすぎなんじゃないかと思ったり、

どの情報を残して、どの情報を捨てるのか?

とか、やること考えること、いろいろ出てきます。

不安との戦いです。

 

そのときになって、

自分に対して使う言葉があぶりだされてくるのです

 

行動や、勉強を広げると、

自分の中で、天国言葉を使いきれていなかったことが見えてきました。

そこを改良しながら、前に進むんですね。

 

もちろん行動もできることを増やしていくんですね?

 

目的を描くって、空気にプランを描くようなもの。

それが、物質化して形になって行くためには

言葉の力は大きいですよ。

 

自分がそのプランを真っ先に信じてやらなくちゃ

始まらないですから

他の人は自分より先に信じてくれるってことがまずないですからね。

 

それが、まるで、逆風のようにびゅうびゅう吹いてくる。

 

それを、天国言葉で押し返さないと前へ進めません。

 

あと、その風を和らげるために一つできること。

成功を目指す仲間を作って互いに信じあうことです

それが、

「世界一ふざけた夢の叶え方」

という本に載っていました。

 

成長を信じあう仲間がいると、上昇気流が起きやすいのです。

 

わたしは、子供たちと天国言葉の言い合いっこをして、

3人チームでやってきました。

毎日楽しいですよ。

「信じてるよ!」とか「おまえならできる!」

と言いあうのは。

 

ほんとのこというと、このベージは、

このブログの1番最初のページのはずでした。

何日もかかったんですよ。

 

それが、手を加えようとして、編集していると

なぜかページが、

ふっとんでしまいました!

 

でも、ここで、負けてはいけません。

一人さんの愛弟子ですから、

 

「ついてる!」

 

と言ってみました。

これで、書き直したら、前よりもっとわかりやすい文章が書けるじゃないか!

 

そして、「ついてる!」と言えた自分に拍手しました。

7回読みの事は他のブログにも

書いたので参考にしてくださいね。

 

「マインドセットとは」

http://blg2000.biz/yr10146330/20150605095552.php